来年10月からの消費税10%へのアップをめぐって、いよいよ反対の世論が高まっています。
増税を強行したい安倍政権が追いつめられ、この問題で解散・総選挙という話まで浮上しています。
消費税の8%増税で日本経済は激しく落ち込んできています。
4~6月期のGDP(国内総生産)は年率マイナス7・1%となり、特に家計消費はマイナス19・5%と20年来で最大の落ち込みとなりました。
9月の実質賃金指数(現金給与総額)は前年同月比で2・9%低下し、15カ月連続マイナスになっています。
「アベノミクス」の大失敗は明らか。このうえ10%にするなんて自殺行為そのものです。
「福祉のため」という口実も、年金、介護をさらに削減しようとしていること一つとっても、虚偽であることは明々白々です。
10%への増税をやめさせるためには、来年のいっせい地方選で、消費税大増税を決めた自民、公明、民主の「増税3兄弟」に厳しい審判を下さなければいけません。
同時に、「増税をきっぱりと中止し、消費税に頼らない別の道で財源を確保する」という立場の私たちと、「増税は容認するが、いま増税するのはよくない」という凍結・先送り論を唱える人たちとは、「来年10月から10%にするのはよくない」という接点があります。
ですからいま、「来年10月からの10%増税はストップを」という共同を広げることが大事です。
大増税ストップへ、この一点共闘を大いに広げましょう。
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