「兵庫民報」の1月30日号(右欄から見れます)で、日本共産党相生市議の岩崎修さんがレポートしていますが、兵庫県の相生市は、
*幼・小・中の学校給食費の無料化
*市立幼稚園の保育料無料化
*中学卒業まで医療費無料化(所得制限あり)
*保育所・私立幼稚園の3歳~5歳児の保育料を月8千円軽減
*5万円の出産祝い金支給
*新婚世帯に月1万円の家賃補助(3年間)
*市外からの転入世帯が住宅を新築・購入すれば30万円支給。そのうえに18歳未満の子ども1人につき5万円を加算
……などの「相生市活力上昇計画」を発表しました。2011年度つまり4月から実施するとのことです。
う、うらやましい…。
それにひきかえ、わが神戸市は…。中学校給食すらありません(>_<)。あまりにも遅れています。
それにしても、相生市の施策は相当なものですね。
神戸新聞によると、給食無料化は全国で2例目とのこと。市立幼稚園の無料化というのもすごいと思います。また、中3までの医療費無料化は、県内の自治体で4つ目になりました。
市長が人口減に危機感を抱き、若年層を呼びこむために「思いきった施策を実施する」と言っていたそうです。
神戸新聞には、財源は「基金の取り崩しや事務作業の見直しなどで捻出」とあり、「厳しい財政状況だが、若い世代が住みよいまちを目指し、人口減を食い止めたい」という市長のコメントが載っています。
やっぱり、財政が厳しいといっても、財源はあり、子育て支援を充実させられるということです。
兵庫県や神戸市のような、ムダな大型公共事業を続けている自治体は、ムダな事業をやめればもっと財源が生まれ、財政も健全化に向かいます。
結局、住民と子どもの未来を優先するのか、大型開発事業など別のことを優先するのかという優先順位の問題ですよね。
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