2015年3月9日月曜日

ホームページ開設 ブログ引っ越します

 このたび、私のホームページができました。

 フォトダイアリー(写真集)、実績、政策、議会質問、宣伝物PDFからフェイスブック、ツイッター、ブログまで多彩な情報を提供しています。
 こちらです。名称は 「きだ結 日本共産党兵庫県会議員(東灘区) 」といいます。ぜひご覧下さい。

 それにともなって本ブログはホームページ内のブログに引っ越すことになりました。
 引っ越し先はこちらです。

 本ブログを長らくご愛読いただき、本当にありがとうございました。
 引き続き、新ブログをよろしくお願いいたします。

 また、フェイスブックページ、同個人ページ、ツイッターもご覧いただき、フォロワ―や友達になっていただければ幸いです。これらはホームページから見れます。

2015年3月8日日曜日

志位演説会超満員!

 志位和夫委員長を迎えた6日の日本共産党大演説会は、超満員となる2200人の参加で大成功しました!
 参加者が会場に入り切れず、急きょロビーでも聞けるようにしたそうです。4年前の同じ演説会の参加者数1800人を大きく上回りました。
 皆さんとても明るい表情で、勝利への熱気にあふれました。
 演説会の模様です。

 候補者を代表して金沢はるみ神戸市議と私が決意表明。
 私は「18人の県会候補が一丸となって激戦を勝ち抜き、躍進へ全力を尽くします」と訴えました。頑張りましょう!

 私と金沢さんの決意表明の動画です。
 志位さんの演説動画 長いです(^_^;)。
 

 以下、私の訴えの全文をご紹介します。 

 みなさん、こんばんは。東灘区選出県会議員のきだ結です。

 みなさんのお力で県議会へ送り出して頂いたこの4年間、神戸唯一の日本共産党県会議員として、必死に頑張ってきました。
 中学校給食、中3までの医療費無料化、県立こども病院のポートアイランド移転、借上復興住宅の入居者追い出しなど、神戸に関わる大問題に住民の皆さんと取り組み、議会でも取り上げてきました。中学校給食は4年前、未実施だった県内11の自治体が、神戸を始めほぼ全てで実施もしくは実施の方向となり、子ども医療費は中学卒業まで無料の自治体は4年前は3つでしたが、今年には、全41市町の4分の3、30市町になります。

 政務活動費の不正根絶に取り組むと共に、長年、共産党県議団が主張してきた、高すぎる議員の交通費、費用弁償の実費支給への改善が今議会でついに実現の運びとなりました。
 共産党は5議席でも大きな力を発揮しています。これが目標である10議席になれば県政を変える巨大な力になることは間違いありません。

 自民党主導の兵庫県政は相変わらず巨大開発、大企業優先です。これを支えるのが、知事提案に何でも賛成の自民、公明、民主、維新のオール与党です。
 私は1年目に、民主党の議員から「共産党さんも質問は当局が作るんですよね」と聞かれ驚きました。多くの与党議員の質問は当局が作るという噂や報道は本当でした。はなはだしい馴れ合いです。

 自民党県政と対決するのは文字通り共産党だけです。共産党が伸びれば必ず県政は変わります。18人の県会候補一丸となって、激戦を勝ち抜き、躍進へ全力を尽くします。そのためにも東灘区の私、きだ結の議席、死守する猛奮闘をお誓い申し上げまして決意表明といたします。よろしくお願いいたします。
                


2015年3月3日火曜日

迫る志位演説会 決意表明します

 いっせい地方選での躍進へ志位和夫委員長を迎える3月6日の日本共産党大演説会が迫ってきました。

 この大演説会で、県議候補の方々を代表して私が決意表明することになりました!
 4年前も同じ演説会で当時新人の私が決意表明しましたが、今度は現職議員として必ず再選する決意を訴えます。3分と短いですが頑張ります。

 志位さんは、新しい国会での躍進した日本共産党の活躍、安倍暴走政治の転換と政治を変える展望、いっせい地方選の焦点などを縦横にお話されることと思います。乞うご期待。

 また、いっせい地方選の候補者が勢ぞろいします。

 3月6日(金)午後6時半開会、会場は中央区の神戸文化ホール大ホールです。入場無料、手話通訳あり。託児所もあって、保育士さんがみますので小さなお子様連れでも安心です。

 こぞってお越しください!


2015年2月17日火曜日

第3子の保育料無料化を 補正予算で質疑

 16日に開かれた県議会本会議で、2014年度補正予算の質疑に立ちました。動画はこちらです。

 今回の補正予算は、国の「地方への好循環拡大に向けた緊急経済対策」によるものですが、地方活性化に本当に必要な対策は、働く人の賃上げ、地域の中小企業や農林水産業への支援、社会保障充実で格差と貧困の是正だと訴えました。
 子育て支援を飛躍的に充実させた相生市では転入者が転出者を上回り、小学校の生徒数も増えていることをしめし、「地域住民生活等緊急支援のための交付金」などを活用し、京都府のような第3子の保育料無料化、介護サービスの購入支援等の拡充を提案しました。

 井戸敏三知事は、子育ても介護も色々な施策をやっていると述べる一方、「第3子の保育料無料化は、財政的な制約もあり困難」と答弁しました。
 いつも通りとはいえ、本格的な支援はしようとしません。「こんな県政は変えなくては」と強く思いました。

本会議で質疑(16日)


 以下、質問全文をご紹介します。

 私は、日本共産党県会議員団を代表し、平成26年度兵庫県一般会計補正予算の質疑を行います。

 今回の補正予算は、国の「地方への好循環拡大にむけた緊急経済対策」によるものですが、そもそも、地方経済を疲弊させている一番の原因は、アベノミクスと消費税増税です。異次元の金融緩和と円安によって、一部の資産家や大企業は潤いましたが、中小企業は原材料の高騰で苦しみ、実質賃金は18カ月連続で下がるなど賃上げにも結び付かず、アベノミクスによる景気回復の実感がない人が多数を占めています。
 そのうえ、「規制改革」と称して、不安定雇用を増やす「一生派遣」の労働者派遣法の改悪や残業代ゼロ法案をすすめ、社会保障は切り下げる一方、法人税の実効税率を下げるなど、さらに大企業を応援する政治をすすめようとしています。
 このようなやり方では、景気回復どころか、ますます県民のくらしと地方を疲弊させることは明らかです。いま求められているのは、働く人の賃上げ、地域に根付いた中小企業や農林水産業への支援、社会保障を充実して格差と貧困を是正する対策です。そうした観点から以下2点質問いたします。

 まず、子育て支援や介護の充実についてです。
 1月27日発表の内閣府の「地域の経済2014」では、地方の市町村の人口変動を分析し、(人口が)増加した市町の特徴について「雇用者に占める正規雇用の割合が高く…雇用が安定的に確保されている」ことや、「定住を目的とした補助、子どもの医療費助成、保育体制の拡充等の子育て支援策の充実」により、「若い世代の住民の暮らしやすさが向上している」と指摘されています。
 兵庫県内では、相生市が、「子育て応援都市宣言」を行い、こどもの医療費はもちろん、保育料や給食なども無料で、家賃補助や定住促進などの支援を充実させ、近隣市町のなかで唯一転入者が転出者を上回る状況をつくりだし、小学校の児童生徒数も(昨年比13人)増やしています。
 全国では、京都府が、府下すべての自治体の保育料を、(所得制限つきで)第3子以降無料にする方針を打ち出し、福井県では、第三子だけでなく、第2子への支援を手厚くする議論も行われ、国の交付金の使途についても、より効果をあげるために、県・市町の連携会議を開いて、保育料の無料化拡充などを共同ですすめようとしています。
 今回の補正案では、「多子型の出産・子育て支援」を強調していますが、まだまだ不十分です。こどもの医療費の無料化や、保育料の無料化、すくなくとも全県で第3子の保育料を無料にするぐらいの対策が求められています。

 また、介護では、国の改悪により、「要支援」の高齢者の介護サービスの一部を市町事業に移す方向で、必要な介護が受けられない人が増えることが懸念されています。
 参議院の委員会で、わが党議員が「補正予算の地域住民生活等緊急支援のための交付金を介護拡充、介護用品の購入、入浴回数の増加、ホームヘルプの時間延長、病院や施設の付き添い・送迎などの追加サービスを購入することに使えるように」と質問しました。それに対し、政府は、交付金を「介護関連用品の購入、低所得者に対しては介護サービスの購入支援に活用することは可能」と答弁しています。
 そこで、交付金等の活用で、少なくとも第3子の全県的な保育料無料化など、子育て支援策の強化、介護については、介護サービスの購入支援等の拡充を行うことを求めます。ご答弁ください。

 次に、地方・地域の振興のための対策についてです。
安倍政権は「地方創生」として人口減少の克服や東京一極集中の是正を強調しますが、身分も収入も不安定な非正規雇用を増やし、結婚して子育てをすることができない社会をつくってきたのも、地方の農林水産業を輸入自由化で壊し、大店法を廃止し、商店街をシャッター通りにしてきたのも、産業の空洞化や平成の大合併をすすめてきたのも、自民党の政治でした。
 このことへの反省を抜きにして、「地方の再生」はありえません。
 しかし、国は、農業や地域経済に壊滅的な影響をあたえるTPPや、大企業の農業進出をすすめる国家戦略特区を推進しています。補正予算案でも、「競争力強化」のための大規模化、集約化への支援が中心です。
これまでの自民党政治の反省の上にたって、農林水産業の振興を、大規模農家への集約化一辺倒でなく、小規模・家族でおこなう農業、新規就農者への支援を、金額上乗せや条件を柔軟にするなど、抜本的な支援の拡充を強く求めます。

 知事の明確な答弁を求めて質問を終わります。

2015年2月15日日曜日

演説会で訴え

 いっせい地方選へ向けた日本共産党演説会が14日、東灘区・御影公会堂で開かれ、堀内照文衆院議員がメインの弁士となり、私と松本のり子、西ただす両市議も訴えました。

 堀内さんは、テロ根絶には国連を中心に国際法、国際人道法に基づいてテロリストを包囲し孤立させていくことこそ必要と強調。
 誰もが聞きたかった人質事件をめぐる日本政府の対応をただした小池参院議員や、バイトが深夜一人で勤務する「ワンオペ」や24時間連続勤務の「回転」が常態化している「すき家」の例などブラック企業問題を追及した吉良参院議員など、躍進した共産党の質問が大きな反響を呼んでいることを紹介しました。
 自衛隊OBでつくる隊友会の幹部からも党への期待の声が寄せられたなど、総選挙後、一段と共産党に期待と注目が集まっていることを詳しく述べられました。
 そして、安倍暴走政治ストップへ、いっせい地方選での党躍進、東灘での3人全員当選を強く訴えました。

 もう前とは雰囲気が違って、まさに国会議員!(当たり前だけど)。
 地元の予定よりも質問準備を優先するよう言われているとのことでしたが、「それでも東灘には行かなくては、とかけつけました」というと、私も聴衆もいっせいに拍手しました。うれしかったです。 
 
 私は、相変わらずの大企業と大型開発最優先の兵庫県政を、県民の暮らし・福祉最優先に変える改革の方向を話すとともに、自民党主導県政を民主も維新も「オール与党」として支えていること、地域政党「神戸志民党」も神戸市政与党であることを紹介し、自民党と対決できるのは文字通り共産党だけであり、国政よりもさらに「自共対決」が鮮明だと強調しました。

 とりわけ、頭に来ているのですが、維新の市議候補がビラで神戸市議の報酬は高すぎる、削減する、と1ページ使って書いている件で、県議会でも市議会でも「身を切る改革」と言いながら維新は議員のボーナス引き上げに賛成し、市議会では共同提案者にまでなったことをしめし、自ら議員報酬を引き上げておきながら有権者を欺いていることを指摘しました。

 中学校給食や県内過半数の自治体で中3まで医療費無料化が実現し、イノシシ問題、防災対策で地元要求実現が前進したことにふれ、「共産党が伸びたら県政は変わります」と強調。
 「情勢は県会、市会ともども本当に大激戦です。先頭に立ってたたかい抜きます」と訴えました。

 松本、西両市議も気迫のこもった訴えでした。

 110人の方々参加され、私たち候補者も参加者の皆さんも勝利へ気合が入りました。がんばりましょう! 

演説する堀内さん


私も訴えました。


声援にこたえる(右から)松本さん、堀内さん、私、西さん(14日)


2015年2月12日木曜日

躍進へ党演説会開催

 私がたたかういっせい地方選前半戦(県・市議選)の投票(4月12日)まであと2カ月、告示(4月3日)まで7週間と迫りました。
 共産党躍進にむけていま、演説会が各地でおこなわれています。

◆東灘区では、2月14日(土)午後2時から御影公会堂で開かれます。
 弁士は、大沢辰美さん以来10年ぶりの兵庫県の国会議員、堀内照文衆院議員です。阪神・淡路大震災被災者の要求実現へ政府交渉をするなど早くもフル回転しています。

 国会の状況は、躍進した共産党の質問や追及がすごく注目を集めています。
 例えば、吉良よし子参院議員は外食チェーン「なか卯」のブラックぶりを暴露。出勤したアルバイトの人は、着替えや連絡ノート確認、会社経営理念の唱和、接客用語や月間重点目標の唱和の後でタイムカードを押すという手順になっていることを明らかにしました。
 これには厚生労働大臣も、「使用者から義務付けられている行為ならば、そこから労働時間としてカウントされる」「労働時間でありながら、その後に打刻せよというならおかしい。当然、指導しなければならない」と答弁しました。

 堀内さんはこういったお話をふんだんにしてくれるでしょう。

 もちろん、選挙をたたかう私と松本のり子、西ただす両市議も訴えます。

堀内照文衆院議員


◆そして3月6日には、志位和夫委員長を迎える大演説会が大倉山の神戸文化ホールで午後6時半から開かれます!

 安倍暴走政治の転換、政治を変える展望と日本共産党躍進の歴史的意義を大きなスケールで語ってくれると思います。
 東京の演説会ではテロを根絶する道も提起したようです。この点も聞けると思います。

 いっせい地方選一番のヤマ場です。東灘からもたくさんの人に参加していただいて超満員にしたいものです。

 両演説会にぜひお越しください! 


志位和夫委員長

2015年1月22日木曜日

阪神・淡路大震災20年

 あの日から20年がたちました。

 遅くなりましたが、20年に際して、書き残しておきたいと思います。

 当時は職員寮として三宮のマンションの1室を同僚で同期の薬剤師の子と2人で住んでいましたが、あの日、ものすごい揺れで隣の部屋のその子がはね起きて、私の部屋に来て、2人で布団をかぶって揺れがおさまるまで耐えていました。部屋の中、台所はあらゆるものが倒れてめちゃくちゃになっていました。

 外に避難しようとしたらドアがひしゃげて開かず、中から叫んで、同じビルの人に外からドアを蹴破ってもらって、パジャマの上から毛布を羽織り脱出しました。10階建てのマンションでしたが、2階のエレベーターの入り口が上からの圧力で少し開いているのを見てゾッとしました。

 外はまだ暗かったのと、コンタクトレンズをつけられなかったので、ぼんやりした街灯の明かり(しばらくは点いていたと思います)で見回すと、同じように毛布をかぶった人達が公園に避難しようと歩いていました。
 異様な静寂と土埃。別世界のような光景。でも妙に冷静だったのを思い出します。平常心を保とうとしていたのだと思います。

 翌日、東神戸病院・薬局に出勤し、次つぎと運び込まれる患者さんの調剤に無我夢中でした。当日だけで64人の方が病院で亡くなりました。
 三田市の親戚宅に避難し、そこから病院に通い、野戦病院のようになっているなかで、毎日必死に従事しました。

 こういう惨事を2度と繰り返してはならない。17日午前5時46分、魚崎の追悼式で犠牲になった方々に誓いました。

 4年前には東日本大震災が起きましたが、建物の耐震化、津波・土砂災害対策など、犠牲者を出さないために自然災害への備えを国・自治体が総力を挙げておこなわなければいけません。
 兵庫県がその役割を果たすよう、力を尽くします。

東灘区魚崎地域の追悼式(1月17日早朝)

 もう一つ、どうしても言わなければいけないのは、これまでも書いてきましたが、地震では助かった命がなぜ失わわなければいけないのか、なぜ苦しまなければいけないのか、ということです。

 震災後相次いだ自殺や孤独死。
 被災者が住む復興住宅の孤独死は昨年も40人。仮設住宅のときから累計すると、1097人に達したといいます。
 生きる希望を持てず、仮設、復興住宅とバラバラにされて入居し人との絆を断ち切られた多くの人たち…。
 いままた、行政から突然「入居期限だ」といわれ、多くの被災者が終の住み家であるはずの借り上げ復興住宅から退去を迫られています。
 こんなことがあっていいのでしょうか。

 震災直後、「生活再建は自力で」と国が公的支援・個人補償を拒否したため、被災した人たちは本当に希望を失いました。
 何とか自力で、つまり借金で住宅・営業を再建した人たちを襲う返済の苦しみ。今も続いています。

 被災者の粘り強い運動の中で災害被災者に現金給付する被災者生活再建支援法が98年に成立し、その後の改正で住宅再建に300万円出るようになりましたが、阪神・淡路の被災者は対象外とされました。

 一方、「創造的復興」の名のもとに国、県、神戸市などは、神戸空港建設や大型バース、高速道路、新長田駅南の巨大再開発などを巨額を投じておこないました。

 こうした復興の歪み、誤りによる悲劇は人災であり、「政治災害」ともいうべきものです。
 阪神・淡路の負の教訓として絶対に忘れず、今後の災害でくり返させないことが必要です。

 15日には、神戸、西宮両市議団とともに上京して、堀内照文衆院議員とともに、国土交通省と内閣府に、借り上げ住宅追い出しをやめさせること、災害援護資金返済免除の拡大を要請しました。

 20年に当たり、阪神の教訓を機会あるごとに訴えるとともに、被災して今も苦しんでいる方々のために引き続き全力を上げる決意を新たにしています。