2014年10月12日日曜日

政務活動費問題まとめ

 「号泣県議」以来、疑惑が次々と浮上している政務活動費問題。この間の動きをまとめてお伝えします。

◆県議会調査結果

 兵庫県議会は10日、過去3年間の全議員調査結果を公表し、24人と1会派の計491万円が不適切支出だとしました。うち20人と1会派の計462万円が返還されます。

 しかし、肝心の疑惑解明がなされたでしょうか。
 毎日新聞11日付は「真面目な点検とは思えない」という全国市民オンブズマンの弁護士のコメントを載せ、読売新聞11日付も「調査に限界」「なお疑念が残りそうだ」と書くなど、マスコミはいっせいに批判しました。 

 それもそのはず、野々村事件で大問題になり、何人かが同じようなことをしていた切手の大量購入が不問に付されました。
 また同じ中身の支出でも会派によって適切か不適切か判断が異なるとか、色んな難点が指摘されています。これではちゃんとした点検になりにくいですよね。

 引き続き日本共産党は疑惑が糾明されるよう、力を尽くします。

 ▼おわび 380円返還します▼
 なお今回の調査で、私の名前が一部のマスコミで報道され、驚かれた方もおられると思います。
 これは、昨年10月8日分の交通費精算を後日おこなった際、車を利用していたのに間違ってバス代も請求し、実際より380円多く政務活動費を使っていたことが判明したためです。
 単純ミスとはいえ、県民の皆様の貴重な税金を誤って支出してしまいました。おわび申し上げます。380円は当然返還いたします。

◆改革の行方は

 また9月22日、県議会で政務活動費条例が改正され、内規である「手引き」の見直しもおこなわれました。

 このなかで、○支給額の1割削減、○切手の大量購入の禁止、○第3者委員会の設置―などが実現。共産党だけが主張した、個人への支給から会派支給・管理に変えることも実現しました。
 しかし一方、グリーン車利用の廃止、親族雇用の禁止、領収書のインターネット公開など、共産党が提案した支出の透明化・厳格化に不可欠な改善は見送られました。

 制度の見直しは一定前進しましたが、まだまだ不十分です。

 さらに日本共産党のねりき恵子団長は、9月22日の討論で、政務活動費の見直し以外に、議員報酬のさらなる削減(2割カット)、費用弁償(議会に出席する際の交通費)を定額支給から実費支給に改善することが、議会改革に必要不可欠だと強調しました。
 
 実現へがんばります!

2014年9月12日金曜日

知事に重要政策提言

 日本共産党兵庫県議団は10日、井戸敏三県知事に2015年度予算編成にあたっての重要政策提言をおこないました。

 宮田しずのり・県議団政調会長が、安倍政権の暴走ストップ、憲法を暮らしに生かした県政への転換を図る立場から、集団的自衛権の行使容認の撤回や豪雨災害への京都府福知山市なみの被災者支援、原発再稼働に反対すること、県「行革」による医療費助成削減をやめ拡充すること、タワージャズやルネサスなどの工場撤退や解雇への対策強化など、提言の内容と特徴を説明しました。

 私は、県制度として中学卒業まで子どもの医療費無料化、六甲山をはじめとした土砂災害対策、イノシシ被害対策をすすめるために窓口の設置などを求めました。

 他の方々も、「公共事業の老朽化対策へのシフト、名塩道路整備の推進」(いそみ恵子県議)、「高校授業料無償化の所得制限の撤回、給付制奨学金の県制度創設を」(ねりき恵子県議)、「地元の同意のない夢前産廃処理場申請の取り消しを」(杉本ちさと県議)など、県民の願いをもとにし
た提言の内容を訴え、知事に実現を迫りました。


知事へ要望書を手渡しました。(左から宮田、いそみ、井戸知事、ねりき、きだ、杉本)

 実は昨年も、県としての中学卒業までの医療費無料化を要望しました。私が「コンビニ受診になる」という議論があるけど無料化した群馬県では医療費はさほど増えておらず、時間外受診はむしろ減ったことを紹介して要求すると、知事は「研究したい」と述べていました。(そもそも必要な時に躊躇なく受診できることが本来のあるべき姿で「コンビニ受診」は決して批判されるものではありません)
 しかし今回は、すでに県内24市町で実現したことを理由に「県としては必要ない」と答えました。

 子ども医療費への助成が少ない市町と中3まで無料の市町との格差をなくす必要があるし、実現した市町も財政負担が苦しいことや無料化によるペナルティなどの問題があります。これらを訴えて、引き続き県制度としての実現を求めていきたいと思います。

 こうした知事や県当局の姿勢を変えるために頑張らなくてはと、改めて思いました。

向こう側左から杉本、きだ、宮田、ねりき県議。手前左が井戸知事

2014年9月9日火曜日

イノシシシンポ盛況 さあ署名運動へ

 お知らせしていた「イノシシ被害根絶を イノシシ問題を考えるシンポジウム」(日本共産党東灘・灘・中央地区委員会と東灘区党後援会が主催)が6日、東灘区民センターで開かれました。

 住民の方90人が参加され、予想以上でした。知らない方が大勢おられ、チラシを見ただけで参加された方も多かったようです。皆さんにとって本当に切実な問題であることを痛感しました。
 自治会関係者、他党の元議員の関係者などもお見えになり、幅広い集まりとなりました。

 兵庫県森林動物研究センター主任研究員で兵庫県立大学准教授の横山真弓先生が、「神戸のイノシシはなぜ人を襲うようになったのか~原因と対策~」と題して基調講演されました。
  「大都市に大型の野生動物がいるのは世界でも珍しい」と切り出し、イノシシの生態に触れて、本来は警戒心が強くミミズや木の根、草の根が主食で六甲山は食物が豊富にもかかわらず、学習能力が高いため、餌付けによって栄養価の高い食物が市街地に多くあると学んだイノシシはくり返し出没し、人を襲うようになることを詳しく説明されました。
  「田舎のイノシシは人に見ると逃げるけど、神戸のイノシシは向かってきます。また、人間の食べ物を食べるのはイノシシにとっても何もいいことはありません。市街地に来ずに森林で暮らす本来の姿に戻すことが真の共存。そのためには餌付けをなくすことがどうしても必要です」と強調されました。なるほど。

横山先生の講演に聞き入る人たち=6日

 丹波市の芦田浅巳・東芦田営農組合長がシカ・イノシシ被害対策の取り組みについて、日本共産党の西ただす市議と私が市・県の施策についてそれぞれ報告。松本のり子市議が司会しました。

 質疑では。会場から「イノシシに出くわしたらどうしたらいいか」「餌付けを発見したら通報した方がいいのか」「イノシシが出る時間は、区役所はやっていない」などたくさんの質問や意見が出され、横山先生がていねいに答えられました。

 また私から、頻発する人身被害を解決するために署名運動をおこないましょう、と訴えました。  
 署名は、兵庫県と神戸市に、▽餌付け禁止・ゴミ出しマナーの徹底。そのための実効ある具体的な対策▽山から降りてこさせないネット柵の設置▽専門の部署を新設し総合的対策―を求めるものです。

 横山先生がメインのパネリストを引き受けて下さったおかげで、とても充実したシンポジウムになりました。
 私も、参加をよびかける中で「イノシシは岡本の風景。今のままでいいのでは」「いいイノシシもいる」といった声も聞きましたが、高カロリー、高脂肪の人間の食べ物に慣れるのはイノシシにとっても不幸だと改めて理解しました。 

 シンポを力に署名運動を成功させ、人身被害を解決しましょう。



きだ結も報告しました=6日

2014年9月5日金曜日

イノシシ問題を考えるシンポジウム

 明日9月6日(土)、「イノシシ問題を考えるシンポジウム」を開催します。
 午後2時から東灘区民センター9階多目的ホールで。資料代200円です。

 東灘区を中心にイノシシに襲われる被害が多発しており、区のホームページによると東灘区岡本で4月から6月に人身被害が13件起きています。
 2日前の9月3日にも、やはり岡本でパンが入った手提げバッグを持った女性(58)が襲われ、足首を負傷したことが報道されました。

 抜本的な対策がもう待ったなしです。イノシシ被害根絶へ今後、本格的に取り組んでいきます。
 そのためにまず上記シンポジウムを開き、住民の皆さまと一緒に学び、考えます。署名運動も呼びかける予定です。

 メインのパネリストは、兵庫県森林動物研究センター主任研究員で、兵庫県立大学准教授の横山真弓氏、都市部のイノシシ問題の第一人者で、「神戸のイノシシはなぜ人を襲うようになったのか~原因と対策~」と題して、イノシシの生態から六甲山の現状、解決の道筋などをお話しいただきます。
 他に、丹波市青垣町の芦田浅巳氏が地域ぐるみで獣害対策を進めた経験について、西ただす市議と私が行政の施策と求められる対策について、それぞれ報告します。

 神戸のイノシシ問題を深く理解できるめったにない機会です。多くの皆様、ぜひお越しください!

2014年7月9日水曜日

野々村県議の政務活動費不正支出疑惑の徹底究明、再発防止を

 いま兵庫県のみならず、全国、海外まで騒がせている、〝号泣県議〟こと野々村竜太郎兵庫県議(西宮市選出)の政務活動費不正支出疑惑。
 
 記者会見での異常な態度もさることながら、1年で城崎温泉などへの日帰り出張195回といった常識では考えられないカラ出張、税金の不正使用に、国民の猛烈な怒りが巻き起こっています。
 私のもとにも兵庫県内外からメールやコメントが寄せられています。みなさま、ありがとうございます。

 
 日本共産党県議団のこの間の活動を簡単に紹介します。
 
 

 7月2日、県議会議長に、本人に説明責任を果たすことを求めるとともに、県議会として、「兵庫県政務活動費の交付に関する条例第12条」にもとづき、議長による「必要な調査」をおこない、使途の透明性の確保を申し入れました。
 

 7日の各会派代表者会議で、野々村県議が説明責任を果たせない場合は議員辞職すること、説明できないものは返還することなどの勧告を決め、本人に勧告しました。
 代表者会議は非公開で、 日本共産党のねりき恵子県議団長は「公開して議論すべき」と主張するとともに、「県民に開かれた公の場で事実を明らかにすべきであり、強い権限のある百条委員会など特別の委員会を設置し、真相解明すべきだ」と強く求めました。
 

 8日には、「野々村竜太郎県議会議員の政務活動費不正支出疑惑を徹底糾明し、再発防止を求める声明」を発表しました。ご覧ください。


 野々村県議の辞職は当然ですが、辞職すれば済むというわけではありません。県議会として徹
底究明することこそが求められています。野々村県議による不正の真相とともに、なぜこういう事態が看過されてきたのかまで解明し、2度と起きないよう改革をすすめなくてはなりません。
 私ども日本共産党県議団は、先頭に立って頑張る決意です。

 それにしても、こういったはなはだしいモラル低下、議員の質の低下がなぜ起こるのか。兵庫県議会ではほかにも、昨年の自民党議員による同僚女性議員へのセクハラ行為など深刻な出来事がいくつか起きています。
 

 これらの根本には、自民、民主、公明、みんな、無所属議員による「オール与党」体制があると感じています。
 まじめな議員活動は必要なく、知事提案に「何でも賛成」で、緊張感のない馴れ合いの体制。上のセクハラ事件では、自民党の加害議員は辞職どころか会派を離脱しただけで終わりとなりました。県議会が〝何をやっても許される〟という気分、空気に覆われているように感じます。野々村事件の根本にある問題だと思います。
 

 これを打ち破るには、来年の県議選で日本共産党が躍進する以外にありません。
 頑張ります。

2014年7月2日水曜日

戦争への道を許しません

半年ぶりの更新となりました。申し訳ありません。

 今日、安倍内閣が集団的自衛権行使容認の閣議決定をしました。
 

 従来の憲法解釈を大きく変え、日本が武力攻撃をされてもいないのに、海外で他国の戦争に参加することを認めるものです。
 「海外で戦争する国」「殺し、殺される国」へついに踏み出しました。

 しかしその具体化はこれからで、諸法律を改定しなければ自衛隊を戦地に送れません。
 今後はそれを許さないたたかいとなります。本格的なたたかいはこれからです。

 
 
 一方、国民的な反撃がどんどん広がっています。
 志位さんがよく言いますが、安倍政権の暴走の一つ一つが自らの基盤を掘り崩し、内閣支持率も自民党支持率も低下していっています。

 夏、秋にかけての運動とともに、来年のいっせい地方選で自民党・安倍政権に審判を下し、正面から対決する日本共産党が躍進することがとても大事です。

 この間、中国や北朝鮮などの悪行を利用した反中国・反韓国・反北朝鮮の偏狭なナショナリズムが煽られてきましたが、それでも戦争に参加してはいけないという日本国民の健全な世論が示されています。
 
 

  これからも集団的自衛権行使反対、憲法9条を守れと、確信をもって訴えていきたいと思います。若い人たち、子どもたちを戦場に送らないために。


 



2013年12月27日金曜日

行革特別委員会で意見表明。桐月一邦議員に対し辞職勧告を行うことを議長に申し入れ

 今日午前中は、行革特別委員会で第三次県「行革」第一次案に対する、意見表明を行いました。
与えられた時間は15分。与党会派自民・民主・公明が25分であるのに対し、交渉会派でないからと今月初めの理事会で15分と決められました。不当です。20日に行った質疑も、午前午後ともたった10分間で、数問しかできませんでしたが、その時間で答弁として引き出すものを考えて、がんばりました。
 

 意見の内容自体は長文なので、別枠でまた掲載します。アップしたらお知らせします。
 
行革特別委員会で日本共産党の意見を表明

 
 

 午後は、垂水区選出の元自民党県議でセクハラ行為により新聞沙汰になった、桐月一邦議員に対する議員辞職勧告を提案する申し入れを石堂則本議長に行いました。
 全文は以下の通りです。
 
 
「桐月一邦議員の辞職勧告決議を求める申し入れ」
『貴職におかれては、兵庫県議会の円滑な運営のため、ご尽力いただいていることに心から敬意を表します。
さて、桐月一邦議員のセクハラ発言と行為について、報道で知った女性や県民から、大きな怒りと批判が広がっています。
報道によると、桐月議員は10月、自民党議員団の懇談会で「女性は金で買うもの」「1万円でどうや」などと発言し、同議員団の女性議員に抱きつくなどのセクハラ行為をしたと報じられています。
この報道が事実とすれば、全女性に対する蔑視であり、女性の人権を蹂躙する重大な問題で、そもそも、兵庫県議会議員としての資格を問われるものであります。
同時に、県民は、本件に対する兵庫県議会としての対応についても注視をしています。
よって、兵庫県議会として、事実を確認し、女性の人権を尊重し、それを蹂躙することを許さない姿勢を明確にするためにも、桐月一邦議員に対し、辞職勧告決議を行うよう求めるものです』        


 受け取った石堂議長は、「これは、まず、事実です。本人が酔って覚えていない」「訴訟ものです。申し入れの趣旨は、おっしゃる通りだと思う。1月の代表者会にかける」とのことです。
 ぜひ、議会の威信をかけて自民、民主、公明など各会派は、賛同して頂きたいと思います。