2012年8月7日火曜日

借り上げ住宅の入居者の方々と懇談会

   7月28日、借り上げ復興公営住宅に入居されているみなさんと日本共産党との懇談会が長田区の新長田勤労センターでありました。共産党神戸市議団の主催。

 神戸市内の借り上げ住宅の入居者の方々ら120人が参加され、西宮市の借り上げ住宅の方も参加されていました。


120人も参加され、盛況でした。


 山下芳生参院議員がかけつけ、森本真、大かわら鈴子神戸市議、そして私も報告しました。

 山下議員は、6月20日の参院災害対策特別委で借り上げ住宅追い出し問題を取り上げたことを報告しました。
 ▽被災者向けの借り上げ公営住宅というのは国の制度であること▽「期限だから」と高齢者や障害者を追い出すのは人道上許されない問題▽こんなことを許したら東日本の被災者も20年後に同じ目に遭う―と迫り、政府側が、再契約による借り上げ継続や買い上げなど継続入居の方法があることや、「住み慣れた地域で暮らしたいという思いは十分理解できる」(大臣)など重要な答弁をしたことを紹介。
 日本共産党は一貫して被災者の生活再建に奮闘してきたことを話し、「いま頑張りどころ。壁を動かしたい」とのべ、大きな拍手に包まれました。


報告する参議院議員の山下さん。


 うーん。いいお話でした。
 参加していた借り上げ住宅の方からも「追い出されると思って回りの人と死のうかと話していましたが、とても元気が出ました。きてよかった」という声があったそうです。

  
 会場からは、「神戸市の担当者は『決して悪いようにはしません。追い出すようなことはありません』と何度も説明したのに、いま追い出そうとしている」と告発する発言がありました。

 私は、世論と運動の高まりで県当局も「障害者や高齢者など一部の入居者については継続入居が認める方向」と報道されていることなどをのべ、みなさんの声が県や市を動かしていることに確信を持って運動をすすめましょう、と短時間お話しました。

 次回の記事で、この問題で入居者の方と上京して、中川防災担当大臣と面談したことをご報告いたします。

懇談会では私もお話ししました。

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