2013年4月27日土曜日

この間の活動報告。淡路地震調査、給食まつりなど

 4/13の地震から12日が経ちました。当日はついに南海トラフ地震が来たかと、身構えました。18年前の揺れを思い出し、1日不穏な気持ちで過ごしました。

 4/15(月)に現地、淡路島に被害調査に行きました。阪神・淡路大震災に比べ小さな被害と言われていましたが、実際入ってみるとかなりの被害でした。住宅、沿岸部の漁港の被害などなど。ある地域では、皆さん口ぐちに「18年前よりひどい揺れだった」とおっしゃっていました。
テレビでも報道されていた大規模に液状化したグラウンドや歩道なども視て回りました。
未知の活断層が動いたとも言われていますが、限定的に被害が大きい地域があるなど、同じ市でも被害にムラがあることから、例えば罹災証明を申請することなど周知されていないようでした。

 
 
 そして、洲本市の内陸部の下加茂から、沿岸部の洲本バスターミナル近くへ移転新築した県立淡路病院(淡路医療センター)も視にいきました。地盤高を上げるために盛土をしたところでしょうか、本館をぐるっと囲む形で張りめぐらされた津波防止壁に広い範囲で損傷が確認されました。中には地盤沈下で基礎が見えているようなところも。

開業を目前に控えていた生穂漁港。大きな亀裂が生じています。
津名臨海運動公園グラウンド前の液状化した歩道。
大規模に液状化した津名臨海運動公園グラウンド
亀裂が走り、ごっそり地盤沈下が起こっている防止壁の内側。


同じく生穂漁港の駐車場。
亀裂が入った地盤。いたるところでこの状態になっていました。
亀裂で損傷した浸水防止壁とコンクリート部分にも亀裂が。
レンガが崩れ落ちた浸水防止壁。何カ所もありました。
同じく浸水防止壁。鉄骨まで見えています。
しかし、次の日の常任委員会での病院局の報告に驚きました。「壁や病院内の機器には何ら影響なく、タイル1枚落ちていませんでした」。




うそ!こんな風に隠すのかと肌寒い思いをしました。当然、手をあげ、前日に視てきた外構の損傷などの被害を発言しました。すると、そのことは認め駐車場にも亀裂が入っていたことも報告されました。私が言わなければ、「被害なし」で議会での報告が済んでいたのかと思うと、ぞっとしました。



4/21は、待ちに待った「給食まつり」。メインは自校調理方式を誇る高崎市の栄養教諭、教育委員も歴任なさっている三井先生。「給食が安心安全なのは当たりまえ。
食は命。給食を通じて次代を担うこどもの心をはぐくむ、人材を作ること」。は~、レベルが違いすぎて圧巻。
 いい給食を、選択制と業者弁当をやめて。運動は正念場です。
給食に関わる県政の報告をしました


2013年4月16日火曜日

予算特別委員会が終わり、県会報告完成。今日は薬大同窓会県支部総会に参加。


 4月になり桜はほとんど散ってしまったというのに、三寒四温どころか肌寒い日が続きますね。

 先週末に県会報告「きだ結県会だより」ができあがりました。今回は予算特別委員会の委員だったので、その内容と中面は中学校給食実現!特集です。
しばらく駅頭での朝宣伝、新聞の折り込みなどで配布しますので、どうぞご覧ください。
 
 予算特別委員会の録画は、県議会のホームページ(携帯では再生できない場合があります)や、ユーチューブ(総選挙候補者のつつい哲二朗氏さんがアップしてくれました)で見れます。

 昨日は昼に神戸薬科大学(私の時は神戸女子薬科大学)同窓会兵庫県支部の総会に参加。
久々に懐かしい学び舎に赴きました。門から続く、ちょうど今の季節美しい(今年は終わりかけでしたが)桜並木が迎えてくれました。
 私(みんなかも)のお気に入りのスポット、ベンゼン池。あまり時間がなく1周できなかったのが残念でした。
 昨年度亡くなられた同窓会会員の方への黙とうの後、研修会報告、財政報告など滞りなく終わりました。同期生(大学42回生)は探せなかったものの、世代を超えて薬大生をつないでくださっている同窓会活動に感謝!役員の先生方、お疲れ様でした。

同窓会兵庫県支部内海会長のあいさつ

お土産にもらった瓦せんべい。薬大同窓会の名前入り。
昔からありましたが、少し柔らかくなって食べやすいように思いました。


 午後は、昨年亡くなられた、地元でも大変お世話になり、民医連運動の大先輩でもある口分田先生の偲ぶ会に出席しました。
 たくさんの方が集まってこられ、皆さんから語られるエピソードによって、先生は同期からも後進からも尊敬され慕われていたのだと改めて感じました。
 狭義の病気だけを診るのではなく、その人を形成しているすべての環境に目を向け、社会にも異議を申し立て、丸ごとその人を救う、そんなドクターでした。そうでありながら、あの柔和な表情と話し口。だから絶大なファンがたくさんおられたんですね。

 口分田先生、どうぞ安らかにお眠りください。
 
 
 
偲ぶ会。右端でエピソードを語るのは藤末衛東神戸病院理事長(全日本民医連会長)