2011年12月31日土曜日

今年1年ありがとうございました。

今年も後わずかです。
昨年は皆さんに支えられた1年でした。

また3/11以降政治も激動の年でした。

今年1年の感謝と来年の決意も込めて、今から住吉神社前で、ご挨拶に立ちます。行ってきます!

2011年12月30日金曜日

質問は誰がつくる?

   先日、民主党のあるベテラン県議が、「僕は(議会の)質問を全部自分で作るんです」と誇らしげに話していました。

 そのとき私は意味が分からず、「わざわざ言うほど、何か特別なことなのか(T_T)?」と思いました。

 ところが、その謎が次第にわかってきました。 

 ある委員会でのことですが、自民党の県議の質問が、いかにも原稿の棒読みという感じで、さらに何回かでてくる用語(漢字)がどうしても読めず、そこでつまってしまうということがあったそうです。
 同僚の杉本ちさと県議が「読む練習くらいしてこなあかんで…」とぼやいていました。

 つまりこの県議は、他人の作文を委員会でいきなり読み上げるだけで、事前に読みこんで理解することすらしていなかった、ということでしょう。

 その後、今度は民主党の新人県議と話をしていたら、〝え、共産党さんは質問を自分でつくるんですか〟と驚かれました。

 本会議の与党の質問は県当局がつくっていることは前から聞いていましたが、委員会の与党の質問も県当局つまり県の幹部職員がつくっているとのことです。
 その県議は、それで何の問題もないと思いこんでいるようで、悪びれる様子は何もありませんでした。

 私たちの、また市民の常識とのあまりの落差に気が遠くなりそうでした…。

 これが自民、民主、公明の「オール与党」の実態なんですね。与党の議員全員がそうだとはいいませんが。

 国会では、首相が答弁で官僚の作文を読み上げるのはよく見かけますが、兵庫県議会では質問まで当局がつくることが多い。
 これでは、議会の討論は出来レースそのもの。議会・議員の役割である県政のチェックなどできる訳がありません。緊張感ある議会になる訳がない。
 
 昨年12月2日付の神戸新聞は、「沈黙の議場」と題した連載で、「兵庫県議会では、記録が残る1959年から52年間、(知事提出議案の)否決、修正議決が1件もない」「自民、民主、公明の知事与党会派で80人(定数92)と圧倒的多数を占める議場では、議論も低調となり、議事はセレモニーと化す。『予定調和』『追認機関』と批判されるゆえんだ」と書きました。

 県民の立場に立って、(もちろん自分で質問をつくって)正面から知事を追及し、モノを言い、県政を動かす私たちの役割は重大だと痛感する今日この頃です。

2011年12月28日水曜日

原発ゼロへ 県民集会&兵庫の会結成

   例によって遅くなりましたが、ご報告です。

 「原発なくし自然エネルギーの推進を」と兵庫県民集会が18日、神戸市中央区のメリケンパークで1000人の参加で開かれました。

 もちろん私も参加しました。

 福島原発事故の被災者、浪江町の馬場績さん(67)が、代々引き継いできた農地が放射能で汚染され、野菜を作れないことや、家族同然の牛を失った被害、事故を起こした東電と政府への怒りを込めて告発しました。
 「原発をなくすため、福島県民と兵庫県民が熱い連帯でたたかいに挑もうではありませんか」とのべると、歓声と拍手がわきあがりました。

 浪江町から神戸市に避難している鈴木里さん(26)は、「ほかで事故が起これば同じことの繰り返しです。いっぺんには無理でも自然エネルギーに転換しなければいけません」と訴えられました。

 日本共産党の宮本岳志衆院議員が連帯あいさつしました。

 集会では、「原発をなくし自然エネルギーを推進する兵庫の会」の結成を大きな拍手で確認。集会後、元町商店街までパレードし、市民にアピールしました。

 子どもたちに放射能の危険のない社会を残すために、力を合わせましょう! という決意を新たにした1日でした。

メリケンパークの集会会場で

2011年12月26日月曜日

クリスマス

   12/24の夜にわが家のクリスマス会をしました。
 ぎりぎりまで外に出ていたので、バタバタでしたが。

 今日のメインは、“白菜ツリー”ヽ(^o^)丿。
 自分が小さい頃祖母が作らせてくれて、とても楽しく思い出に残っていたものです。
 白菜一玉にアルミホイルをかぶせ、それをツリーに見立て、ソーセージ、えび、プチトマト、チーズきゅうり、うずらたまごなどを爪楊枝に刺して、白菜に刺していきます。子どもたちは喜んで作ってくれました。 


白菜ツリーです。刺しきれず同じ具のサラダもできました^_^;
 
 
 被災地にも笑顔が訪れますように。

2011年12月25日日曜日

こども病院問題の番組 登場しました

   お知らせしていた、県立こども病院の移転問題が21日にABCテレビで放映されました。

 東日本大震災の津波で機能停止に陥った石巻市民病院を紹介して、なぜポートアイランドという危険な海のそばに移転する必要があるのかとか、神戸市がポーアイⅡ期の売れ残った空き地を埋めたいのが本音ではないかとか、本質に迫ったいい内容でした。

 私と、先輩の杉本ちさと県議もバッチリ登場しました!

 放映された私の発言は、ポーアイⅡ期は神戸市が医療産業都市構想をすすめている場所で、医療を産業としてもうける手段にするものなので、そこにこども病院が組み込まれることは県立病院の本来の役割とは相いれない、といったものでした。

 ただ、2人とも字幕には「県会議員」としかなく、「日本共産党の県会議員」とは紹介されませんでした。
 共産党の活動は報道を控えるマスコミの立場が現れているなぁと思いました。
 でも、番組全体はよくできていますよ。

2011年12月24日土曜日

金正日総書記の死去

   北朝鮮の金正日総書記が死去しました。

 北朝鮮というと、やはり思うのはまず拉致問題。テポドンや去年の韓国の島への砲撃事件もありました。

 それ以外にも、80年代から、ビルマの首都ラングーン(現ミャンマー・ヤンゴン)での韓国大統領一行に対する爆弾テロ(1983年)、日本のイカ釣り漁船への銃撃(84年)、大韓航空機爆破事件(87年)など、さまざまな無法行為を起こしてきました。

 私は80年代は未成年でしたが、夫はよく覚えていると言っています。
 特に大韓航空機爆破事件は、社会党などが北朝鮮を非難もしないなか、日本共産党はいち早く「北の犯行だ」とズバリ指摘したとのことです。
  
 日本共産党は、旧ソ連や中国(毛沢東派)の党にたいしてもそうでしたが、北朝鮮・朝鮮労働党とも正面切ってたたかってきた政党です。
 こうした無法行為を日本の政党のなかでもっとも厳しく批判してきました。
 
 そういう立場だからこそ拉致問題でも厳しく追及し、88年に共産党の橋本敦参院議員が否定できない幾つもの事実をしめして迫り、北朝鮮による拉致の疑惑(当時はまだ疑惑の段階)を日本政府に初めて認めさせました。

 その後も、不破さんが「交渉ルートを開け」と国会で提起し、その方向で動いていくなど、日朝間の問題の解決へ努力してきました。

 しかし、北朝鮮は「社会主義」を名乗る国なので、日本共産党も仲間だと宣伝され、そのため誤解する人もいて、私たちは大分損をしてきました。

 いずれにせよ今回の死去を契機に、拉致や核など国際的な懸案の解決、東アジアの平和へ、前向きにすすんでいくことを願います。
 自由も民主主義もなく、国民を抑圧する国内体制も変わらなくてはいけません。


 志位さんが金総書記死去にあたって、テポドン事件以来の日朝関係と日本共産党の果たした役割、今後の打開の方向について発言しています。こちらです。
 簡潔ですが、深いです。ぜひご覧ください。

2011年12月23日金曜日

師走の1日

   今日は朝から、六甲山から流れてきたような雪が降っていました。
 子ども達は大興奮(o^∀^o)。すぐ止んじゃいましたけどね。

 午前中は西岡本の野寄公園で恒例のお餅つき。準備、つき手、こね手、バザー番の皆さん、お疲れさまでした。 

西市議がつく時、私が手水をしました。
やればできるもんですね。でも怖かった^_^;

私もつきました。手水の方、上手でした!!
  
 午後は、兵庫県医師会主催の勉強会、「放射能汚染に関する研修会」に参加しました。

 講師は歴史学の研究者で、チェルノブイリ事故を学生の時から追跡してきたという、デービッド・マーブル氏(カナダのアルバータ大学著名教授。教授より上の著名教授という肩書きだそうです)。

講演するデービッド氏。
 

 政府の隠ぺい体質、放射能被害を小さく見せようとすることなど、今の日本政府にも共通する話で、また25年経ってもチェルノブイリの健康被害、特に低線量被ばくの影響については未だ決着がついていないなどなど、示唆に富んだお話でした。
 この学習会に議員が招待された意味は大きいと思いました。

2011年12月19日月曜日

変更のお知らせ!

お知らせだけです。
 先日当ブログで県立こども病院の建て替え移転に関して、朝日放送の取材を受けた事を書きましたが、北朝鮮金正日書記の死去に伴い放送日が変更になります。
 
 20日(火)→21日(水)18:17~18:54の間にあるようです。

 条件のある方は見ていただけたらと思います。

2011年12月17日土曜日

県立こども病院移転問題 テレビで放映

   お知らせです!

 須磨区にある県立こども病院のポートアイランドへの移転が、今問題になっていますが、20日の18時から19時の間で10分間ほど、朝日放送(ABCテレビ)でこの問題が放映される予定です。

 それで昨日(16日)、日本共産党県議団の杉本ちさと県議と私がテレビ局の人から取材を受けました!
 取材に来たのは、共産党が移転の問題点を指摘しているからとのことです。

 ぜひテレビをご覧ください。私も短時間登場するかもしれません。

 ◆県立こども病院の移転問題とは…

 同病院は、出産時から小児、障害児などのための総合小児医療センターで、高度かつ専門的な医療を提供する病院です。
 当ブログをご覧の方でも、お子様が診察・治療を受けたという方も多いのではないでしょうか。

 本館が築40年で、老朽化が進んでいるのと機能充実で手狭になってきています。県は、移転建て替えとしてポートアイランド2期埋め立て地の新中央市民病院の隣に移転する計画を進めています。
 
 しかし、ポーアイは阪神・淡路大震災の際、液状化被害があり「孤島」となりました。その後、地盤改良はされていません(神戸市当局への聞き取りに対しての答え)
 しかも東日本大震災の例から明らかなように、海のそばに災害時に拠点となる病院を集中させるなどということは、あまりにも無謀です。役割が大きい病院ほど分散させておくことがリスク管理の大原則です。

 神戸市がポーアイ2期ですすめる医療産業都市構想の一部となりますが、医師会はこども病院の移転について、地震や津波などの災害時、近くのウイルス研究施設の被災による生物学的危険(バイオハザード)のリスクがあることも指摘しています。
 
 もともと今年の年頭には「現地(須磨区)での建て替えができることが判明した」と、こども病院の院長自ら表明をされていました(こども病院ニュースレター「げんきカエル」)。

 私はこの問題を一病院の移転問題としてだけではなく、「県民の命を最優先に考える県政たり得るか」、県の根本姿勢を問う問題と考え、こだわって追及しています。

2011年12月11日日曜日

議員になって半年

   またしてもブログの更新が大分滞ってしまいました…<(_ _)>。

 これではダメだと思い、いま書いています。

 議員になって早や6カ月。(選挙で当選したのは4月ですが、正式の任期は6月11日から)  しかし、なかなか議員活動に習熟せず、悪戦苦闘が続いています。

 昨日10日(土)も夜9時半頃まで、県議団の控室で、明日12日(月)の健康福祉常任委員会(私が所属する委員会)での請願討論の準備をしていました。
 でも、いまだに準備が終わっていません…(T_T)。

 今議会で、健康福祉常任委員会にかかっている請願は、
 *県立子ども病院のポーアイ移転計画を中止し、拡充を求めるもの
 *0・4%の年金引き下げを元に戻すとともに、物価指数による年金引き下げを行わないことを求める(国への)意見書提出を求めるもの
 *消費税によらない最低保障年金制度の創設を求める意見書提出を求めるもの
 *障害者総合福祉法の制定を求める意見書提出を求めるもの
 *保育所の施設基準の条例化に当たって、現行の保育所最低基準を守り向上させることを求めるもの
 *「子ども・子育て新システム基本制度案要綱」に反対する意見書提出を求めるもの
 *看護師の増員等に関するもの
 …など11本あります。

 前回の記事で書いたように、請願とはとても大事なものです。

 この11本について、主に採択を求めて私が討論に立ちます。どれもすごく切実です。

 子育て世代、障がいのある方々、高齢者の願いを胸に、頑張って準備してしっかりと論陣を張りたいと思います。