2011年3月31日木曜日

いよいよ

 いよいよ明日が県議選・市議選の告示です。
 10日間のたたかいです。

 立候補表明した9月からここまであっという間でした。子育て中のお母さんたち、高齢者、現役の勤労者、若い人…多くの人たちから「今の暮らしは本当に大変。何とかしてほしい」という声を聞きました。本当にたくさんの方に応援していただき、それを力にがんばってきました。
 そして東日本大震災と原発事故。被災した人たち、原発の周囲に住む人たちの苦しみが少しでも軽くなるように、募金を集め、必死に訴えてきました。

 明日からの10日間は、私にとっては、9月以来の活動の総決算となります。文字通りラストスパートをかけ、何としても勝ち抜く決意です。

 明日からブログの更新もできなくなりますが、ご支援のほどよろしくお願いいたします。

 

 

 

ブログ修正しました。

 実は、2日前にブログを少し修正しました。

 右の欄の「政策・提言」コーナーに、私の政策「きだ結が実現したいこと」をアップしました。最新の政策です。ぜひご覧下さい。

 「東日本大震災・原発問題」のコーナーも設けました。日本共産党の情報ページ、志位さんの訴え、吉井衆院議員のメッセージのリンクですが、情報が豊富で、共産党の考えや行動もよくわかります。
 吉井さんのメッセージの中にある2006年3月1日の国会質問は、地震と津波のため福島原発で今回のような事故が起きる危険性を警告していたもので、ネット上で大きな反響を呼んでいます。

 冒頭のあいさつ文も変わりました。


 昨日、地元の渦森台の住民有志の方々が、「きだ結さんを囲んでの地域懇談会」を開いて下さいました。
 催して下さったのは共産党ではない人たち。崖崩れが起きているなど地元の問題から、東日本大震災、原発、民主党論まで、みなさんのお話が大いに盛り上がりました。私もしっかりとお話しました。
 そして、みなさんから 「渦森台の住民の力で、地元の代表を県政に送りだそう」と言っていただきました。

 大感謝です!絶対に勝ち抜きます。

2011年3月28日月曜日

私の基本的な姿勢

 日本共産党は23日に、「被災者支援、いっせい地方選勝利全国決起集会」を開き、この2つの大問題にどう臨むのかを決めました。

 全国の力を総結集して救援にあたるべきときに全国的選挙をやることに共産党は反対しましたが、決まってしまいました。
 志位さんは、そのもとで、党として被災者支援に総力を挙げるとともに、選挙戦でもこの立場を貫き、選挙戦全体を全国民の力で救援・復興をやりぬき、戦後最大の国難を打開し、それを通じて新しい社会をつくる契機にしていくという姿勢でとりくみ、勝利・前進をめざす、と述べました。(志位委員長の報告全文)

 私もこの会議を受けて、選挙と東北大震災との関係が大体整理できました。
 それは、震災の救援・復興をどのように成し遂げるのか、そこで日本の政治が果たすべきことは何なのかを選挙戦で提起し、国民的合意をつくって、救援・復興を大きく前進させていくということだと思います。
 共産党は、「救援・復興選挙」と呼んでいます。

 選挙で提起する、救援・復興と政治の役割を以下のようにまとめました。選挙にのぞむ私の基本的な姿勢と思っていただいて結構です。長くて申しわけありません。


 未曽有の大災害のもとで4月1日から県会議員選挙・市会議員選挙が始まります。この選挙で何が問われるでしょうか。

★国をあげて救援・復興を
 何よりも、国と全自治体、全国民が総力を挙げて、東北大震災の被災者救援と復興にとりくむことです。
 いま、避難所に避難された方が過酷な環境のなかで次々と亡くなっています。阪神・淡路でもあった2次災害です。せっかく助かった命を落とすことは何としても食い止めなければなりません。被災者全員が住める仮設住宅もすぐに必要です。
 
 そしてこれからの復興を考えると、家を失った被災者への個人補償の抜本的な拡大がどうしても必要です。一人ひとりの生活の再建と地域社会の再建があってこそ復興です。
 これは阪神・淡路大震災で、当時の政府から「個人補償がはできない。生活再建は自分でやって下さい」と自己責任を押しつけられた私たちがさんざん苦労してきたことです。国から見捨てられて多くの人が絶望し、生活や営業を立て直せずに孤独死や自殺する人が続出しました。一方で神戸空港の建設には大金がつぎ込まれました。こんなことは絶対に繰り返してはいけません。
 阪神・淡路からの粘り強い運動で被災者生活再建支援法ができて、いま全壊の人で住宅再建に300万円支給されるようになりましたが、300万円では家は建ちません。大幅に引き上げなくてはいけません。
 ほかにも、お店や事業所、農林漁業への手厚い補償と支援、インフラの復旧など復興には様々なことが必要です。日本共産党はその財源として、2兆円もの大企業・大資産家減税をやめることなどとともに、「復興国債」を発行して、244兆円ものため込み金(内部留保)をもつ大企業に引き受けてもらうことを提案しています。

★原子力政策、エネルギー政策の抜本的転換
 2つ目に、原発の問題です。
 福島原発の危機を何としても封じ込めなくてはいけません。そのために日本共産党は、専門家集団である原子力安全委員会に権限を集中するなど専門家、技術者の知恵と力を総結集して対処することを強く求めています。

 いま原発の怖さが誰の目にも明らかになっています。アメリカではスリーマイル島の原発事故で「原子力は安全という思い込みがあった」と反省し、「原子力は本来的に危険なものだ」という考えに切り替えました。これはいま世界共通の認識です。
 日本もその立場で、全国の原発の総点検、東海地震の震源域にある浜岡原発の停止、プルトニウム利用の核燃料サイクルの中止をはじめ、安全最優先の原子力行政に転換すべきです。

 そして、原発依存から脱け出して、太陽光や風力、地熱、バイオマスなど自然エネルギーへの戦略的な転換を図るべきだと訴えたい。ドイツでは、すでに発電量の16%を自然エネルギーでまかなっています。2050年には80%にする計画を実施しています。日本もこの道をすすむときだと思います。

★防災・子育て・福祉再優先の兵庫へ
 選挙で問われる3つ目は、兵庫県政の問題です。
 まず訴えたいことは、ま県の防災計画では、予想される東南海・南海地震の際、神戸を襲う津波は高さ2・5メートルを想定していることです。東北で起きた現実にまったく合っていません。こんな防災計画では、東北並みの地震と津波が起これば神戸の市街地は甚大な被害を受けてしまいます。ただちに防災計画を抜本的に見直すことを求めます。

 それだけでなく、災害から県民の命と暮らしを守る政治が本当に求められています。これは、阪神・淡路大震災を体験した県ですから当然です。
 ところが、県は「行革」だと言って県民の安全や暮らしに直結する部門や職員を減らしてきました。
 1昨年の新型インフルエンザ騒動のとき、保健所と保健師さんが大幅に減らされていたため、行政がまずここに電話してくれと言っていた発熱相談センターに電話してもまったくつながらず、熱が出たり、インフルエンザかもしれないのに医者にも行けないという事態が広範に起こりました。
 また、公立病院を統廃合して減らしていってます。消防の職員は国の基準の7割しかいません。
 再び災害が起きたとき、こんなことで住民の命を守れるのでしょうか。

 福祉の面ではどうでしょうか。
 私達は「子ども署名」と「いきいき署名」で、中学卒業まで子どもの医療費の無料化、高齢者の医療費負担軽減、国民健康保険料の引き下げなどを訴えています。災害が起きたときは特に、何の遠慮もなく医者にかかれなければダメです。阪神大震災のときは被災者が立ち直っていないのに窓口負担の無料措置や国保料の特別減免が1年で打ち切られ、多くの人が大変苦しみました。そんなことを繰り返さないように、普段から無料化や負担軽減措置を実施しておくことが大事ではないでしょうか。
 それから、全国では当たり前の中学校給食を神戸市はやっていません。これでは災害が起きた時、中学生の食を保障できるでしょうか。不自由な避難生活をしているお母さんにお弁当を作れというのでしょうか。

 災害から県民の命と暮らしを守るためには、普段から県民の福祉や子育て支援、安全を守り充実させておくことがとても大事だと思います。
 ですから私は、東京をはじめ全国で広がり兵庫でも西宮市、小野市、相生市、赤穂市、たつの市、福崎町で実現した中学卒業までの医療費無料化、全国の公立中学校の81・6%で実施されている中学校給食、さらに国民健康保険料引き下げなどを、これからも強く訴えてまいります。

 阪神・淡路大震災のとき、共産党が全国からかけつけて被災者救援と生活再建にがんばったことを覚えておられる方もいらっしゃると思います。今回も、現地の救援活動をおこなうとともに、全国的に救援募金に取り組み、3億円以上集まっています。
 県政でも共産党は、「子ども署名」「いきいき署名」を集めるなど県民とともに一貫して福祉充実のために頑張り、子どもの医療費助成を拡充し、小4まで少人数学級などが実現しました。知事のやることに100%賛成で福祉と安全を削ってきたのが自民、民主、公明のオール与党です。みんなの党はもその一員で、神戸市議会で中学校給食実施に反対しました。
 
 みんなの力で、東灘から東日本大震災救援・復興の大きなうねりを起こしましょう。防災・子育て・福祉最優先の兵庫県政に変えましょう。
 そのために私、きだ結は必ず勝ちぬく決意です。

2011年3月21日月曜日

選挙

 書くのが遅くなりましたが、いっせい地方選挙が被災地の岩手、宮城、福島の3県だけが延期され、全国的には予定通り行われることが決まりました。

 日本共産党は、戦後最悪の被害となった東北大震災で被災者の救援と復興には、政府はもとより、全国民、全自治体の力を結集してあたらなくてはいけないことなどから、いっせい地方選の全国的な延期を提起しました(志位委員長の会見)。
 しかし、残念ながら各党の合意にならず、実現しませんでした。

 なので共産党はいま、救援・復興の活動と選挙戦の両方に全力を尽くすという立場です。

 私も救援募金をはじめ被災者支援活動を引き続きしながら、選挙活動をすることになります。

 選挙では、被災者支援と復興をどうするのか、そして原発の問題を大いに訴えなくてはと思っています。
 何よりも、災害から住民の命と暮らしを守る兵庫県に変えることが大事です。そのためには防災対策を抜本的に見直すこととともに、普段から医療や福祉、安全の環境がしっかりしていなければいけません。
 公立病院や保健所が減らされ、消防の職員が国の基準より200人も少ない(神戸市)といった現状では、災害が起きたとき命を守れるのだろうかと思います。1昨年のインフルエンザ騒動のとき、保健所と保険師が減らされていたせいで、熱やせきが出た人が指定の発熱相談センターに電話してもつながらず、インフルエンザ対応が機能しなかったことを思い出します。
 子育て支援の抜本的な充実も欠かせないと思います。中学校給食がなくて災害時に生徒の食の保障ができるでしょうか。つめこみの保育所や少人数学級でない学校は子どものストレスがたまりやすく、被災した子どもたちにふさわしいでしょうか。
 ということで、引き続き子育て支援の問題も取り上げたいです。

 残り期間もわずか。頑張ります!

今日も各所で救援募金をよびかけました。これからも続けます!

2011年3月19日土曜日

被災1週間

 東日本大震災の犠牲者が18日で6911人になり、ついに阪神・淡路大震災を超え、戦後未曾有の規模になりました。
 
 避難所などでまともな生活ができず医療も受けられないなか、体調を悪化させて亡くなる関連死も起きてきました。阪神・淡路でさんざん体験したことです。
 地震と津波に遭ってせっかく助かった命が…。やり切れない思いです。

 原発事故も、危険度がスリーマイル島と同等のレベル5と判定されました。

 被害は拡大するばかり。救援を待つ人が山のようにいるのに、支援の手が及んでいません。焦りを覚えます。
 自分にやれることをしっかりやることが大事なんだと言い聞かせ、今日も街頭で救援募金を訴えています。

 そんななか、今日の「しんぶん赤旗」1面に、避難所になった岩手県宮古市の小学校で卒業式が行われたという記事が載っています。
 各地で卒業式が中止されるなか、学校と保護者、避難の人たちが話し合い、「子どもたちが希望を持って未来に向かってすすんでほしい」と、あえて実施したそうです。
 先生や避難の人たちが手を合わせてつくったアーチをくぐり、みんなの拍手で送り出される、少し気恥ずかしそうな子どもたちの写真…。
 
 こみあげてきました。 

2011年3月15日火曜日

「安全神話」

 福島第1原発の事故で、ついに、人体に影響あるレベルで放射性物質が流出しはじめました。

 原発の「安全神話」は完全に崩れ去りました。
 安全性は確立していないという多数の警告を無視し、安全だと言い張って建設を強行してきた、歴代の自民党政権と電力会社の責任はとてつもなく重い。

 民主党政権もそれを踏襲し、温暖化対策と言って原発推進政策をとってきました。
 そして、今回の事故に関する菅首相と枝野官房長官の説明は、〝人体に影響はない〟というばかりで、「安全」を強調するものでした。電力会社の言い分を代弁していただけかと疑いたくなります。

 今後、日本は脱原発へと政策転換が求められると思いますが、いまはとにかく、これ以上の被害を止めることと、住民の皆さんの安全を祈るばかりです。

 
 今日も早朝から募金活動にとりくみました。出勤前の忙しい時間にも関わらず、多くの方が応じてくださいました。
 引き返してきて募金箱にいれていただいた方、小銭入れをひっくり返して全部入れてくださった方、中学生とおぼしき女の子、そして、電車から降りてきた小学1年生位の女の子が迷いなくまっすぐ近づいてきて小銭を入れてくれた時は、思わず涙が出ました。


 そして、昼に東京の石原知事の暴言を知りました。
 「大震災は天罰」「我欲を津波で洗い落とせ」。もう言葉もありません。 

 この人に、人間の心を期待する方が間違っているのでしょうか。

2011年3月14日月曜日

阪神以上の支援を

 犠牲者が万単位になるという予測が出てきました。かなり現実味を持って。

 そうなると、死者・行方不明者が10万人を超えた関東大震災(1923年)以来の大惨事になります。そして、戦後最大といわれた、犠牲者6464人の阪神・淡路大震災を上回る被害になります。

 私は、阪神を上回る自然災害というのはもうないだろうと思っていたので、衝撃を受けています。あの大惨事よりももっと多くの人が亡くなり、もっと多くの人が苦しんでいるとは……。

 阪神をはじめ、その後も中越大地震や豪雨、噴火など大災害が何度も起こっているので、さすがに防災対策はすすんでいるだろうと漠然と思っていました。
 今回のような巨大津波というのは例がなかったかもしれませんが、日本は〝地震列島〟であり、大地震(震源地が海の場合特に)が津波を引き起こすことは当然のこと。今回のような地震を予測して津波対策を取れなかったのかと痛切に感じます。
 また、大問題になっている原発にしても、専門家が警告していたにもかかわらず、耐震設計の基準を専門家の指摘よりも低い震度に設定して建設されたと、テレビで報道されていました。

 しかしいま必要なのは、一刻を争って、一人でも多くの命を救うこと、生き残った人たちを助けること。
 阪神以上の被害だとしたら、義援金ももっともっと必要でしょう。阪神のときでも、全国からかなり寄せられたのに、被災者1人ひとりに渡った額は全壊の人で20数万円で、他の災害より桁違いに少なかったものでした。

 すでに全国の人たちの支援の動きが広範に始まっていると聞きます。
 共産党は、地震が起きた11日にすぐ、すべての党組織、党員にたいし救援活動にとりくみことをよびかけました(呼びかけ文はこちら)。
 民主医療機関連合会(民医連)もただちに現地の医療支援活動を始め、私の職場の東神戸病院からも看護師さんらが12日に現地に向かいました。
 私は今日も、早朝から街頭で義援金を呼びかけています。

 阪神のときを上回る全国からの支援を願わざるをえません。  

2011年3月13日日曜日

気持ち届けたい

 地震の名称が「東日本大震災」になりました。

 すさまじい津波、がれきの山となったまち・・・「自然と人間との原初の関係」をまざまざと見せつけられました。同時に、もしもの備えにあらゆる手立てを尽くしていたら、もう少し被害を抑えられていたのではと思わずにおれません。

 昨日は、摂津本山、住吉、青木駅前、コープリビング前などで救援募金(義援金)をよびかけ、たくさんの方から合計約50万円も寄せられました。 

 阪神・淡路大震災のとき、全国の方々から寄せられた義援金がどれほど励みになったでしょう。たくさんの人たちの温かい心に触れたことがとてもうれしく、元気が出ました。そんなことを思いながら、訴えました。今度は私たちの気持ちを届けよう、と。

 今日も訴えます。当ブログをご覧のみなさまも、私や松本、西市会議員の募金活動を見かけたらぜひご協力ください。

 さまざまな救援物資も必要ですが、それらを集めて被災地に送るにはまだ体制が整っていません。早めに実施できればと思います。

松本のり子市会議員(左)ととともに呼びかけているところ

2011年3月12日土曜日

東北地方太平洋沖地震

 国内最大の地震。
 知ったのは夕方で、夜、家に帰ってテレビをつけると惨状が映し出され、固唾を飲んで見続けました。

 街、人家、田畑を飲み込む想像を絶する巨大津波、火の海になった街、・・・津波はなかったものの、否応なしに16年前の阪神・淡路大震災の光景がよみがえってきます。

 死者数は増えるばかり。今私に何ができるか、何をしたらいいのか、必死に考えています。

 でもとにかく朝から街頭へ出て、救援募金を訴えます。

 16年前に全国の人たちに助けてもらった阪神・淡路の被災者として、今度は助ける番です。

大演説会

 10日(木)は、神戸文化ホールにて、志位委員長を招いて大演説会でした。

 1800人近くの人が聞きにきてくださいました。子育て仲間や、職場関係の病院の方も来ていただいて、本当にうれしかったです。

 冒頭、JALの不当解雇されたパイロットの方の訴えもあり、「沈まぬ太陽」を思い浮かべながら、その闘いに心から共感しました。

 その後、私が決意表明をしました。こんなにたくさんの方々に期待を寄せられている、どうしても議席を勝ち取らなければと、強く訴えました。


候補者の方々を代表して決意表明しました
 
 そして、志位さんのお話です。JALの整理解雇が、どんなに不当でしかも空の安全を脅かすものか、経済の問題では消費税増税に頼らず国の税収を上げ、経済成長を勝ち取る日本共産党の提案、外交の問題では、相手が誰であれ世界で通用するのは「「従属」でも「武力」でもなく「外交力」であること、などなど。

 本当に、この方向で国の政治を変えていったら、もっと明るい未来が開ける。地方から変える先頭に立たなければと、決意を新たにしました。

語る志位さん。元気が出ました


満員の客席からたくさんの拍手


 PS.
 ……実は私の決意表明は大分緊張しました。こんなに多くの人を相手に話したことはなかったので。
 終わってから、来てくれたメールニュース読者で子育て中のお母さんにそんな話をしたら、彼女は「きださんのお話がいった
いどうなるのか、私も緊張しました」と言っていました(^_^;)。

署名提出

 9日(水)朝、市会議員の松本さん、西さんと一緒に、県庁に“2つの署名”(子ども医療費中学卒業まで無料化などを求める「子ども署名」と国保料引き下げなどを求める「いきいき署名」)の第一次集約分を手渡しに行ってきました!!
 
 街頭で書いていただいた分、返信してくださった分、一筆一筆思いが込められた2,400筆を手渡しました。

2つの署名を県側に手渡す西市会議員(右)と私(中)

 医療保険課課長と秘書課課長が応対。少々語録を…。

  「今の所得制限では20代30代のご家庭は助成を受けられる・・・。所得制限で助成を受けられないご家庭は相当な収入。その方たちは“助ける側”にまわっていただきたい。“助ける人たち”がいなければ、“助けられる人”がいないんです・・・」
 「子どもの医療費助成はできる限りやっている」
 さらに、 「国保の人は医療費がかかる。だから保険料にはね返ってくる」と、患者が悪いかのような発言まで。

 署名して下さった一人一人の切実な思いを踏みにじるかのような言い方。悲しく、そして腹が立ちました。

 医療は相互扶助、共済ではありません。社会保障です。
 さらにいえば、自治体の最大の役割は住民の福祉の増進を図ることです。行政の責任を放棄するんですか。
 子どもを病院に連れて行けない親や、国保料を払えないため保険証がなく医療を受けられない人の気持ちを考えるべきです!
 …といったことを、私は主張しました。これには相手は何も言いませんでした。あー気分悪かった。

 一緒に行ってくれた子育て仲間のお母さん(所得制限で助成を受けられない)も、「子どもが4人いて、裕福なんかじゃありません」と発言。
 その通りです。県は実態を何もわかっていません。

 ともかく「署名は検討する」と言っていたので、もっと署名を集めたいです。
 そして、こんな県政は絶対に変えなくてはと、本当に強く思いました。

事務所開き

 3月6日(日)、事務所開きをしました。

 風が冷たい日でしたが、150人もの方が来てくださいました。

 それぞれの方から、出身の病院・薬局からも激励の言葉を頂き、「いよいよ」と身が引き締まりました。


事務所開きで決意表明しました。右は松本、西市会議員

 三田の親戚のおじさんも来て下さいましした。

  差し入れなども頂き感謝です。  

 東神戸病院の向いにある事務所です。2階ですが、ぜひお気軽に立ち寄ってください。

 <連絡先>
 〒658-0051 神戸市東灘区住吉本町2丁目19-19三精ビル2F
 ℡078-843-7203 fax078-843-7213